出産レポートその2 -LDR室での出産-

出産レポートその1の続きです!

 

本陣痛が始まって約3時間半後にLDRへの移動…LDRに入った時が一番緊張してたなぁ(*´-`)

陣痛の合間にアロマを焚いたり(電気式)、飲み物やタオルや音楽の準備をしたり、慌ただしく動いていました。

子宮が全開になるまで助産師さんも付きっきりではないので、夫婦2人きりで部屋にいることも多く、これからどうすればいいんだろう?と思っていましたが…そこは本能ですね。気付けばフルフラットになる分娩台の上であぐらをかきながらひたすら陣痛と向き合っていました。

バースプランにも書いて、主人にも唯一強くお願いしていたこと。それは「私がちゃんと呼吸しているか(息を吐けているか)チェックしてほしい」ということ。

痛いとつい息を止めてしまいがちですが、そうすると赤ちゃんに酸素が届かず赤ちゃんが苦しくなったり、また身体が固くなりいい陣痛が来ないで分娩が長引いてしまうと聞いていたので…呼吸(特に息をちゃんと吐くこと!)には凄く気を使っていました。

体勢は常にあぐら。あぐらは骨盤が開きやすいみたいで、子宮口3cmから8cmまで開くスピードが予定より数時間早くて助産師さんに驚かれ褒められましたっ(*⁰▿⁰*)やっぱり褒められると嬉しくて頑張れるものですね!

私にとって子宮口8cmから全開になるまでが一番キツい時間でした。主人にもこの時が一番辛そうだったと後から言われ…助産師さんに「今のうちにトイレに行きましょう」と言われた時は本当に言葉を失ったなぁ、、笑 それでもどうにか助産師さんに支えられ、2度の強い痛みに襲われながらもトイレを済ますことができました。(もし出なかったら管を入れなきゃいけないらしく…ええ、なんとか絞り出しましたよ…)

子宮口が全開になったらいきんでOKと言われ、いよいよだぁーーと再度気合いが入ったのを覚えています。

そしてここからは陣痛が来る度、思い切りいきんで赤ちゃんが降りて来るのを待ちました。

頭が見えればお産の体制になりますと言われ、とにかく無我夢中で力一杯いきみました。余りの痛さに強い吐き気に襲われましたが、いきめるほうが楽ですね。陣痛の合間は深呼吸で気持ちを落ち着かせて、普通に会話したり、飲み物を飲むようにしました。

私が痛みを感じている時は、赤ちゃんも痛みを我慢して降りてきている時。心が折れそうになったら「頑張れ頑張れ」と声を出して、赤ちゃんも一緒に頑張っている…いや、赤ちゃんの方が頑張っているということを思い出すようにしました。

そして…!!

医師が登場し、助産師さんも人数が増えていよいよという段階になりました。

赤ちゃんの頭が少し大きかったみたいで、会陰切開になりましたが…まぁなんとなく予想していたので、あまり驚きはありませんでした。もう願うことは無事で生まれてくれることのみ。あっと言う間に処置していただきました。

そしてドラマで見るような出産シーンを目の前にしながら強く激しくいきむこと数回、本陣痛開始から約7時間後に丸々した元気な男の子が誕生っっっ!!!

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生まれて泣き声が聞こえた瞬間、主人の「あー可愛いー!」の一言に涙。

ついに我が子が私たちの元にやってきてくれました。10ヶ月間、お腹の中で元気にすくすく育ってくれた我が子にやっとやっと会えました。その時の感情、光景は今思い出しても身震いする程の感動です。やはり陣痛は気が遠くなる程の痛みでしたが、この痛みを含め感動のお産となり、貴重な経験することが出来ました。体重は何と推定体重より600gも重く…みんな「大きいねぇ」と笑っていました。

先輩方がみなさん言うように、陣痛がどんな痛みだったか既に忘れてしまいましたσ(^_^;)笑 とにかく腰が砕けそうになってその直後にお腹がとんでもないことになったという記憶があるのですが、今となっては、はて?具体的にどんな痛みだったか…思い出せず。身体って不思議ですねぇ。

もし2人目ができたらその時は無痛にするでしょ??と家族みんなに言われていますが、その頃には「そんな痛くなかったしー!」とか言ってそうで自分が怖いです。笑

 

そんなこんなで無事我が子と対面できたのでした。

陣痛が来る度背中をさすってくれ、ちゃんと呼吸をするように誘導してくれた主人。ずっと応援してくれ、終わってからは私への感謝の気持ちをストレートに伝えてくれました。主人に対してはもう本当に感謝の気持ちでいっぱいで、よりこの人が愛しいと改めて思いました。これから主人と一緒に我が子を育てていける幸せ…1日1日を大切にしなきゃ罰が当たりますね。本当に感謝感謝です。

 

出産してそのままLDRで2時間程休憩した後、いよいよ母子同室で育児スタートだったのです♡

深夜0時でも、かあちゃん頑張るよーー!!!

 

Dorothy